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今年の肥料

今年の有機栽培コシヒカリに使用する肥料は菜種粕・酒粕原料の「アカギユーキ」に変更しました。例年の肥料が間に合わないことから、有機JAS適合肥料の中から新たに選択しました。
低農薬栽培ひとめぼれ・ササニシキに使用する肥料は「水稲ゆうき一発」です。有機50%、窒素の流亡を少なくした環境にやさしいのが特徴です
窒素成分で通常の40%(有機栽培)・30%(低農薬栽培)減に抑えています。

今年の肥料

今年の肥料

ツバメの挨拶

殺虫剤(ネオニコチノイド系)が原因と言われていますがトンボやイナゴ・ミツバチなどの昆虫の他、鳥も減っています。
当地域でもツバメをあまり見かけなくなっていましたが、今年は2回もトラクターで代搔き作業中の田んぼに集団(20羽くらい)で来てくれました。2回とも雨降りの日でしたがトラクターの周りをしばらく飛んでいましたが、その様子が挨拶に来てくれたように感じました。雨以外の日の代搔きにはサギがよく来ますが、ツバメが来たのは初めての経験です。
当農場の圃場25ha全てで、ネオニコチノイドを含む殺虫剤不使用だということが解ってのことのように思われます。

ツバメの挨拶

米は足りてるはずが不足(国の調査と現実との差異)

政府の発表では令和6年産の米の作況はやや良となっています。前年度よりも収量は増えているはずですが、主食用として出回る量は少なくなっています。
国のサンプル調査では1坪の面積の稲を手刈りして、この玄米を1.75㎜の網目でふるいにかけ収量を調べますが、実際には機械(コンバイン)で収穫するので、ロス(落ち穂)が出ます。また1.9㎜の大きい網目のグレーダーで選別し、更に色彩選別機にもかけることで製品数量としては少なくなります。猛暑の影響で令和5年・6年はくず米比率が高くなりましたので国の調査との差異が大きくなっています。
国の調査も現実的な方法に変更しないと、実情の把握が出来ません。

有機種籾選別

有機・自然栽培の種の選別をグレーダー付き脱芒機と塩水選で行いました。歩留まり率は約55%でした。
昨年も高温の影響で歩留まりが悪かったので、種として必要な量の2.5倍の籾を確保していました。

有機種籾選別
有機種籾選別

一関市地域おこし協力隊

地域おこし協力隊オーガニックファーマー枠で採用になった方が弊社を来訪されたこともあり、「令和6年度一関市地域おこし協力隊活動報告会」に参加しました。
出身地は青森、岩手県内、宮城、福島、千葉、東京、神奈川、静岡、三重、大阪、徳島、香川、広島からの20名が中間報告を行い、4回に分けて発表者との交流の時間もありました。

一関市地域おこし協力隊

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