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岩手県有機農業連絡協議会総会

7月25日岩手県有機農業連絡協議会の総会が初めて一関で開催されました。
終了後、映画【静かな汚染ネオニコチノイド】を上映し、有機農業推進・オーガニック給食実現に向けて意見交換を行いました。
今回は「オーガニックフェスタinいわて2025@一関」の事務局長も参加され、フェスタの詳細が発表されました。
フェスタに関しては28日に個別で、30日には全体会議が予定されています。

岩手県有機農業連絡協議会総会

猛暑と28年ぶりの水不足により食べチョク・ポケットマルシェ新米予約受付中止

短期間で梅雨明けし、7月は猛暑日が続いております。このため取水する河川の水位が激減して、パイプラインの下流域では水が出ない事態となりましたので、7月24日から28年ぶりに番水(日割での水かけ)が始まりました。
なんとか25日からは、少し出るようになりましたが、不十分です。出穂前後の一番大事な時期ですので、収穫量や品質への影響が危ぶまれています。
定期便継続分確保を優先するため、25日から予定しておりました食べチョクとポケットマルシェでの新米予約受付開始を中止いたしました。
あしからず、ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

猛暑と28年ぶりの水不足により食べチョク・ポケットマルシェ新米予約受付中止

有機・自然栽培ほ場の機械除草

7月7日と10日、乗用除草機による除草作業を行いました。自然栽培ササニシキの1区画は外周を除き、草(ホタルイ)が多く、ほぼ9割の面積を除草しましたが、別の区画は草が少ないので手取り除草だけにしました。
いずれも旧型アイガモロボとミズニゴール使用ですが抑草効果に大きな差が出ました。
自然農法ササニシキの圃場(ミズニゴールのみ使用)は中間に草が密集して出ましたので6割の面積を除草しました。
残りの有機栽培コシヒカリの圃場(新型アイガモロボとミズニゴール使用)は所々に草(オモダカ)が目立ちますが、除草機が途中でスタックしてしまい中断しました。草が少ないところが多いので、中干し後に手取りします。
新型アイガモロボ・ミズニゴールはヒエ・コナギには抑草効果が高いですが、頻繁に稼働させると稲が痛みます。
特に新型アイガモロボを連日稼働させていた有機栽培ほ場は1割以上の稲が無くなってしまいました。

有機・自然栽培ほ場の機械除草

溝切作業

水・中干し前の溝切を6月23日から7月10日まで実施しました。28日までに終了した圃場は晴天高温が続いたので8~9日間で中干しを完了しました。
有機・自然栽培は除草機を入れた直後、早目に溝切を行いました。

溝切作業

溝切作業

ウスバキトンボ

当農場では全ての圃場で殺虫剤不使用ですが、一関地方のJAでは3年前から田植え時に使用する苗箱施用剤の殺虫剤をネオニコチノイド系から他の薬剤に変更しました。その結果ウスバキトンボが徐々に増えて来ました。
ウスバキトンボは肉食性で、昆虫を捕食してくれます。クモも増えますので、害虫(カメムシ)被害低減が期待できます。
当農場の代表が組合長を務める農家組合ではカメムシ防除をやめました。全体での廃止は難しいと思いますが、カメムシ防除もネオニコチノイド系から他の薬剤に変更するよう、JAに昨年から要望しています。

ウスバキトンボ

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